今朝の情報番組ZIPで、「くすみカラー」が流行中の話題がありました。
グレイッシュ系の色が人気のようです。
ピンク、ベージュ、グリーン、ブルーなどが少しくすんでいる色で、
落ち着く、何にでも合わせられる、大人っぽく見える、部屋に馴染む、など
選ぶ目的は様々です。
衣類だけでなく、300円ショップでも、家具・インテリア雑貨店でも、くすみカラーの商品が充実しています。
データによると、2020年コロナ禍以降に、くすみカラーは流行の兆しがありました。
マスクが日常化してから、白以外の色が登場し、くすみカラーがトレンドになったようです。
実際、くすみカラーはいつ頃から日本にあるのでしょう?
面白いことに、くすみカラーが最初に流行した時期は、
江戸時代後期(1790年〜1850年頃)にまで遡るとのこと。
当時は、庶民の着物は「茶色」「鼠色」「藍色」に制限されていたそうで、
そこから工夫が重ねられ、くすみカラーが生まれたのです。
先日、スマホポーチを探していました。
スマホだけを持ってちょっと外出するときのために欲しいな、
と以前から思っていました。
いつもなら、黒やベージュ、くすみカラーなど、無難な色を選ぶのですが、
たまたま目にしたスマホポーチのデザインに惹かれ、購入したものをご紹介します。
カラフルで夢があるデザイン。持っているとワクワクしてくるイメージ。
そういう理由で選ぶことも新鮮で楽しいものです。
書かれている文字は英語ではないな。
どこの国の言葉だろう?
一緒にいた子どもがアプリで調べてくれました。
リトアニア語らしい。
リトアニアか。
リトアニアに関するものを持ったことがないので、これも何かの縁。
リトアニアの人がデザインしたのだろうということがわかりましたが、
もう少し調べてみたいと思い、
「LAIMA VAIGE」
「VAIVORYKSTE EOLO JUROS PIRATE」
で検索すると、絵本の表紙であることがわかりました。
2014年のブックフェアの様子も掲載されています。
子どもがパイレーツの格好でフェアに参加しているので、人気の絵本なのでしょう。
作者は Laima Vaigeさん。
イラストを描いたのは Marta Zuravskajaさんです。
Marta Zuravskajaさんのその他のイラストもネットで見ることができます。
どれも色使いが美しく、描写が細かく、想像力を掻き立てられる世界が広がっています。
くすみカラーとは対照的なヴィヴィッドカラーは、自然と元気をもらえる気がします。
リトアニアについて詳しくないのですが、スマホポーチがきっかけで、リトアニア文化にも興味が湧いてきました。